今月読んだ本(2019.7.1)
人類史上最大の波動上昇が訪れた!(徳間書店)
題名だけだとわかりにくいが、エネルギーの本。
「ヒーラー、セラピストは必読の書。」とあるように、治療家には納得できることが多く書かれている。
何度か記事で書いているが、エネルギーを使って難病を次々治していた業界の先輩が癌であっけなく亡くなってしまったのは、昨年中で個人的に衝撃を受けた事例。
更にリーディングのスペシャリストが揃っていたのにも拘らず、誰も癌を見抜けなかったのもダブルでショックであった。
エネルギーの過敏や肉体の弱化などがあると悪い影響が出るのと、本人が高い次元のエネルギーを受けていると本気で感じていても実際は大きなダメージを受けていることが多いので、この本ではこれらを予防するヒントは書いてあった。
肉体の治療に使うエネルギーや、武術などで相手を触れないで飛ばすエネルギーを、冥界からのエネルギーと否定的に書いているところは注目。
某療法を習っている時、主催の先生と講師の先生が「治る時のエネルギーは、地中から足裏を通り下から上がってくるんだ!」と言っていた(注1)。
私自身はそちらの方法論はあえて採用していないようにしていたが、より物質的なことに作用させるには下からの方が効果があるとは思う。
あと、気になったところは姿勢の話。
踵重心の姿勢を否定し爪先重心になることを勧めているが、日本人のほとんどが元々骨盤が踵方向に引っ張られているとはいえ、立っている時は頭と肩が前方に行って股関節がロックして膝でバランスを取っている人が多い。
更には、それを無理に補正しようとして腰を前に入れ胸を張って緊張して立っている。
(その時には爪先に体重が掛かっている)
なので、一旦姿勢を骨格的に揃う踵側重心にして鼠径部を深くし股関節を使えるようにした方が改善率は良いと思っている。
その為には、大腰筋の緊張だけでなく後ろ側の多裂筋や仙腸関節なども見る必要がある。
頭と頚部にに関しては、施術だけでは中々維持が難しく、最初は適正な位置と上に釣りあげられている感覚を24時間維持するぐらいでないといけない。
それでも上手く行くと自分の世界がそれ以前と一変するので、めげずに是非ともチャレンジして欲しいところ。
注1:これで思い出すのはクンダリニーの蛇に例えられる螺旋のエネルギー上昇である。某療法は最後はクリスチャンになることを求められるところであったが、サタンの象徴でもある蛇の力を使用するのは果たして大丈夫だったのか?という疑問が出てくる。日本では大国主命が医療の神で冥界の神でもあり、大国主命の和魂の大物主は蛇神でもある。