無形エネルギー共鳴療法セミナー(6回目)
月一で半年間の無形エネルギー共鳴療法セミナーも今回で最後。
形式上の卒業試験もあったが、治療の場が既に出来ている空間での事なので、触る前に相手の身体が整ってしまうこともしばしばあった。
しょうがないので、私の時は後ろを向いてやってみたが結果は同じ。
卒業後は、一人になった時でも常に同じ状態でいられるかがポイントとなる。
習った人に奇跡が起こるという無形療法だが、私の場合も初回のセミナー終了後に尼崎の知人にお願いされた施術で不思議なことがあった。
1年前に原因不明で突然立つことが出来なくなり、関西のいくつかの病院はもとより数々の治療家の施術を受けたが改善はしなかったらしい。
実際の患者さんを診ると、車椅子からの乗り降りも時間が掛かる上に痛みで仰向け・うつ伏せも出来ない状態。
更に座った姿勢からも骨盤の多方向の強烈な歪みが出ているのがわかるくらいで、正直どうしようかと思ったが習ったばかりの無形療法から座位での整体施術をやってみた。
その後横向けで何とか施術出来るようなので最初は全身の筋肉の緊張を取ることをやったが、こちらとしては効果は今一に感じた。
数日後先方から連絡があり、「次の日は身体がだるくてしょうがなかったが、その次の日は身体が大変楽になったので関西に来る時は是非治療に寄って欲しい」とお願いされた。
2回目のセミナー後の施術で患者さんに会った時に、あれだけ歪んでいた姿勢がかなり綺麗なっていたのが嬉しくなった。
この頃は普段の施術でも無形療法の効果を実感するようにはなっていたが、オカルトチックではあるので触る技術の中に入れていた。
7月になり「詰めてやった方が効果が上がる気がするので出来たら毎週来て欲しい!」と言われたので、それなりの施術代と往復の新幹線代を出してくれる条件で7月8月の日曜日はほぼ毎週尼崎に行った。
実際8月ぐらいになると患者さんの痛みもかなり減って力も出てきて、まだ杖が必要であるが椅子からスッと自力で立つことが出来たのを見た時は私の方がビックリした。
また、一部家事も出来るようになったそうで何週間ぶりに会った娘さんが驚いていた。
セミナー最後の日も尼崎の施術を優先し、卒業記念の懇親会に参加出来なかったのだけが残念ではあった。