■自律神経失調症の原因
- 遺伝的に自律神経の調整機能が乱れている
- 職場や家族、友人等の人間関係のストレス
- 仕事などの過労によるもの
- 環境の変化によるストレス
- 夜更かしなど生活リズムが不規則
- 更年期など女性ホルモンの影響
などがありますが、多くは日常生活のストレスに原因があると言われています。
過剰なストレスを受けると自律神経の『交感神経』を異常興奮させます。
『交感神経』が異常興奮すると血圧や脈拍が上がり、この状態が続くと高血圧や糖尿病の原因になります。
また、シーソー関係にある『副交感神経』のレベルが下がり全ての内臓の働きが悪くなったり、ストレスから身を守るため全身の筋肉を固め、肩こり、腰痛の原因になります。
この状態を我慢し続けると、今度は活動をつかさどる『交感神経』のレベルも下がり気力が出なくなります。
さらに現代は食事の影響やネットなどの発達で大量の情報刺激を受けているため自律神経の乱れも昔より複雑になっていて厄介です。